品質管理の用語集
ISO 9000 規格 (JIS Q 9000 規格)
製品の品質管理プロセスの改善能力を評価する規格。自 らの事業に関する事項のみを満たせばよい。
デミングサークル (PDCA サイクル)
計画 ➡ 実施 ➡ 検討 ➡ 処置を繰り返す生産工程改善手 法。ISO の根幹をなす考え方である。
QC 七つ道具 (品質管理の七つ道具)
品質を改善するために用いられる 7 つの手法。ヒストグ ラム・管理図・特性要因図・パレート図・散布図・チェ ックシート・層別の総称。
棒グラフにより、製品の良否を判定する図。
管理図
管理限界線と折線グラフにより、製造工程におけるデー タから工程の異常を発見する図。
特性要因図
生じた結果の原因を特定するための、魚の骨状の図。
特性値を頻度順に並べた棒グラフと、その累計を示す折 線グラフを重ねた図。
散布図
2 つの品質特性の関係性を調べるための図。
チェックシート
現場における品質の状態を記録するための表。 層別 類似データを集めて統計分析する手法。
ロット
同一条件下で製造された製品の中から、検査のために抜 き取る一群の試料。
抜取検査
ロットの一部の製品に対してのみ検査を行い、その合否 の割合により、ロット全体の合否を判断する。合格した ロットの中には、一定の割合で不良品が含まれている。
全数検査
すべての製品に対して検査を行う。不良品がひとつでも あると、人命やその後の工程に重大な影響を及ぼすとき に用いられる。
破壊検査
合否を判断するために製品を破壊するので、抜取検査と する。