建築工学の用語集
1. 水セメント比
セメントに対する水の質量比が小さいほど、コンクリート の強度が大きく、ひび割れが少なくなる。
コンクリートの下層と上層が一体化していない不良打継目。
3.ワーカビリティー
コンクリートの施工のしやすさ。
4.スランプ
コンクリートのスランプ試験で求めた沈下量[cm]。この 値が大きいほど軟らかい。
5.材料分離
6.ジャンカ
材料分離により、骨材の部分に空隙ができること。
7.かぶり
梁のあばら筋・柱の帯筋などの最縁部から、コンクリート 表面までの最短距離。
8.スペーサ
鉄筋のかぶりを保つための部品。 鉄筋の曲げ加工 冷間加工(常温加工)にて行う。
9.梁せい
梁の上端から下端までの高さ。
10.梁の貫通孔の位置
下記の条件をすべて満たすようにする。
a孔の直径は、梁せいの 1/3 以下。
b孔の中心位置は、梁せいの中心とする。
c孔と柱側面との間隔は、梁せいの 1.5 倍以上。
d孔の中心相互の間隔は、平均孔径の 3 倍以上。
11.梁の貫通孔の補強の省略
孔径が、梁せいの 1/10 以下かつ 150mm未満のときは、鉄筋 の補強は省略してよい。